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地表の様子と景色 マーズ・パスファインダー

火星大接近 2003 (火星の素顔 探査機の画像から)

地表の様子と景色 マーズ・パスファインダー

平成15年秋季特別展図録 平成15年10月発行

 マーズ・パスファインダーは1 9 9 7年7月に火星に着陸しました。着陸に際してはユニークな方法をとりました。高いところから空気が少し抜けたボールを落としてバウンドが止まるまで放っておくようなやりかたです。ビーチボールのようなエアーバッグに包まれたランダーは、火星の地表に衝突すると空中に約1 5 m飛び上がった後、1 5回ほどバウンドして転がり、2分5 0秒後、最初の着地地点から1 k m離れた地表に静止しました。
着地地点は、北緯1 9 . 3度、西経3 3 . 6度に位置するアレス谷でした。
 ビーチボールのようなエアーバッグに包まれたランダーは、火星の地表に衝突すると空中に約1 5 m飛び上がった後、1 5回ほどバウンドして転がり、2分5 0秒後、最初の着地地点から1 k m離れた地表に静止しました。
 着地地点は、火星の北緯1 9 . 3 3度、西経3 3 . 5 5度に位置するアレス谷です。アレス谷は過去にアメリカの5大湖の容積に匹敵する水量の大洪水がもたらした洪水跡と考えられています。

着地点予想図 NASA/JPL


カール・セーガン記念基地 NASA/JPL
ランダーは有名な天文学者でNASAの惑星探査に大きく貢献した
故カール・セーガン博士を偲んで、カール・セーガン記念基地と命名された。


ランダーを取り巻く火星の地表(白線はローバーソジャーナの行程) NASA/JPL


ローバー ソジャーナ NASA/JPL


Yogiに近づくソジャーナ NASA/JPL


ツインピークスに沈む太陽 NASA/JPL


通称ロックガーデンと呼ばれる場所 NASA/JPL


西側 ツインピークスを望むパノラマ NASA/JPL


南側 ビッグクレーターを望むパノラマ NASA/JPL


着陸船周辺の岩 NASA/JPL
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