1971年11月、マリナ竏窒X号は火星を回る周回軌道に乗り、火星の人工衛星となりました。そして、たくさんの鮮明な画像を送信してきました。その写真から火山地形や火星の赤道近くを東西に4000Km、火星を1/4周もするような巨大な峡谷が発見されて、火星の地質学的な構造が明らかになってきました。これらから、火星には水の流れたあとがあり古代には火星には海があった、と推定されました。火星人はいなくても、微生物が存在する可能性がある、という考えが浮上してきました。 |
マリナー9号 NASA |
マリナー9号撮影の北極冠 NASA |
マリナー9号撮影のマリネリス峡谷西部 NASA |