平塚の星空 (美しい星空を守るために)

七夕の星たち

最終更新 1998年5月

七夕の星たち  平塚で毎年盛大に行われる七夕祭り。華やかなお祭りの主役はなんといってもたなばた飾りですが、忘れてならないのは天上に光る織り姫と彦星です。天の川の西と東に光る白い一等星がもう一つの主役たちです。しかし、星空をながめて七夕の物語に思いをはせるには、あまりに星が見えなくなりました。天の川にいたっては平塚の空から消え去ってしまったかのようです。  美しい星空はプラネタリウムの中だけの話なのでしょうか。  そもそも星が見えなくなったのは何が原因でしょう。取り返すことは可能なのでしょうか。美しい星空は私たちに不必要なものなのでしょうか。このコーナーでは日本の星空の現状を調べ、それを守るための動きを解説します。

湘南平から見た平塚北東部の夜景
遠く伊勢原から厚木にかけて町が明るくなる様子がわかる。

七夕まつり
風に揺れる七夕かざり。97年7月。

七夕の星
織姫はこと座のベガ。彦星はわし座のアルタイル。
7月7日には午後8時ころ東の空にのぼる。