平塚の星空 (星座を撮ろう)

固定撮影をしてみよう

最終更新 1998年5月

固定撮影は、道具の面では手軽な撮影法です。このごろは高感度フィルムが手に入りやすくなりましたので、お手持ちのカメラで良いものがあれば、ぜひ試してみて下さい。
★用意するもの★ 三脚、カメラ、レリーズ フィルム(ISO400以上の高感度のもの)
★手 順★ 1・カメラを目的の星座に向けます。
2・シャッタースピードは「B(バルブ)」を使います。(シャッターボタンを押している間はシャッターが開いた状態になります)
3・ピントは無限大∞にします。
4・絞りは、開いた方が写りやすくなりますが、開放よりひと絞りくらい絞ると星像がよくなります。
5・レリーズを使ってシャッターを開きます。露出開始です。
6・時計で時間を確認し、シャッターを閉じます。
 20秒と40秒、F2とF2.8など、露出時間や絞りを何段階か変えて撮りましょう。この時、撮影時刻、フィルム、使用レンズと絞りなどのデータをその場で必ず記録し、次回の参考にすることが上達への近道です。

王城山
この写真はガイド撮影をしているところです。固定撮影では赤道儀は不要。三脚だけでOKです。暗いところで撮影します。懐中電灯も用意しましょう。時計は秒まで読み取れないと不便です。

カメラ
三脚はしっかりしたものほど安心。そうでない場合は、あまり脚を伸ばさないこと。レリーズはストッパーつきがよい。

レンズ
ピント・絞りの確認を忘れずに

シャッターダイヤル
シャッタースピードはBに