平塚の星空 (天文現象1978〜1997)

日食

最終更新 1998年5月


1981年7月31日の日食
シベリア、カラフトを皆既帯が通過した日食で、国内では北の地方ほど欠けかたが深く、北海道の大部分で食分が80 %を超えるものになりました。
平塚でも太陽直径の半分ほどが月に隠されました。

1987年9月23日の日食
沖縄では金環食となった日食です。
平塚でも10 時4 分から12 時57 分ころにかけて食となり、最大時には太陽直径の6 割近くが欠けて見えました。

1992年1月5日の日食
湘南平から撮影した写真です。 この年は平塚で見られる日食が2 回あり、2 回とも晴れました。
1 月の日食は、太陽が欠けた状態で昇る、珍しい日出帯食でした。
前ページの写真のように欠けた状態で沈む時は日没帯食と言います。

1992年12月24日の日食
この年の日食は2 回とも明け方の現象でした。日の出後、東の空の低いところで食は始まりました。
望遠鏡にとりつけたカメラのファインダーの中で、太陽はまだいくらかオレンジ色に焼けたまま、冬の激しい気流のために縁をぎざぎざ波立たせていました。

1997年3月9日の日食
モンゴルやシベリアで皆既食となった日食です。インターネットでの中継が話題になりました。
ヘールボップ彗星が接近中で、天文現象への関心が高く、日曜日だったこともあって、博物館の観望会にもおおぜいの人が訪れました。