彗星は、太陽系の縁に近い、遠いところからやってくるといわれます。塵を含んだ氷の天体で、大きなものではありませんが、太陽に近づくとガスや塵を吹き出し、長い尾を形成します。ほうき星の名はその姿に由来します。ガスの尾は青く細長く、塵の尾は黄色味を帯びて比較的はば広く伸びます。 ただ、実際に観測される彗星の姿はさまざまで、ガスの細長い尾だけだったり、まるい頭部だけのものなどもあります。 彗星には、太陽を周回するだ円の軌道を持つようになるものがあります。これは周期彗星と呼ばれ、太陽への接近をくりかえします。ハレー彗星はその代表格の彗星です。 | |
世紀の大彗星 ヘールボップ彗星:1997年3月31日(関谷育雄氏撮影)撮影地:箱根大観山 | |
ハレー 1986年1月7日 | |
アイラス・荒貴・オルコック彗星 1983年5月9日 | |
百武 1996年3月26日 | |
|