おおぐま座と同じようにこちらもひしゃくのような形に6星がならびますが、柄のそりかたが北斗七星とは逆になっています。柄のはしの星は北極星です。ここを起点に、北斗の尾のほうへむかって星をたどりましょう。ひしゃくの器の先にある星は二等星で、コカブという名です。かつて中国で「帝星」と呼ばれたのはこの星です。ギリシャ神話では、カリスト(おおぐま座)のむすこアルカスが狩りのとちゅう、知らずに母である大熊を射とうとしたので、ゼウスが熊に変え、ともに天上の星座にしたといっています。 |
こぐま座 |
こぐま座の写真 |