アンドロメダの星の列を北東に星をもう一つ分伸ばしたところ、天の川の中に弓なりに並んだ星の列が見つかります。これがペルセウス座で、秋の空ではまだ東から出て間もない星座です。ペルセウスはアンドロメダ姫を助けた勇士ですが、その前にゴルゴンメドウサと言う怪物を退治しています。メドウサは髪の毛一本一本がヘビで、ひとたびその顔を見たものはたちまち石になってしまうと言う化物です。ただし一度鏡に反射してから見るとその神通力は消え、石にはなりません。ペルセウスは持っていた青銅の盾をピカピカにみがいて鏡のようにしました。それにメドウサを写しながら近づいていき、その首をはねました。こうしてペルセウスがメドウサを退治したとき、飛び散った血の中から天馬ペガススが生まれてきました。 |
ペルセウス座 |
ペルセウス座の写真 |