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ご存知でしたか?平塚は神奈川県で唯一の張子だるまの産地なのです。
だるま造りの技術は東京都多摩地方から大野村四之宮(現・平塚市四之宮)に伝わり、明治30年頃に製造が始まりました。その後、各地に技術が伝えられ、最盛期の昭和20~30年代には平塚市に5軒、厚木市に3軒、小田原市に1軒、相模原市に1軒の合計10軒ほどのだるま屋さんがしのぎを削っていました。
現在も平塚市内3軒のだるま屋さんが年間数万個のだるまを製造しています。その製品は、相州だるまと呼ばれ、暮とお正月に県内各地に立つだるま市で商われています。神奈川県内の各家に飾られている縁起だるまの大半は平塚産なのです。これってすごいことだと思いませんか。
特別展では、平塚産の相州だるまが大集合します。だるまは数種類あり、店ごとに顔の描きぶりも違います。古~いだるまに最新の創作だるま、サイズも3㎝のミニだるまから90㎝の関東一だるままで、各種取り揃えて展示します。張子だるまの製造工程も紹介します。
ルーツである多摩だるまも展示し、相州だるまと比べてみます。全国各地のだるまもたくさん紹介します。だるまの絵付け教室や講演会などの催しも予定しています。
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特別展関連行事 |
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相州だるまの絵付け教室 |
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内 容: 市内だるま店の指導でだるまの顔や模様を描き、あなただけのオリジナルだるまをつくります。
期 日: (1)12月4日(土) (2)1月9日(日) (3)2月6日(日)
時 間: 第1回:午前10時~12時 第2回:午後1時~3時
会 場: 平塚市博物館講堂
指 導: (1)荒井だるま屋 (2)長嶋福ダルマ物産 (3)本家長嶋達磨店
材料費: 1000円
参 加: 自由
定 員: 各回先着15名(10分前から受付開始)
その他: 少々汚れてもかまわない服装でお越しください。 |
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記念講演会「だるまはなぜ赤い?-達磨の起源を語る-」 |
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内 容: 有数のだるまコレクター中村浩訳さんがだるまの起源や全国のだるまについて語ります。
日 時: 1月15日(土) 午後2時~3時30分
会 場: 平塚市博物館講堂
講 師: 中村浩訳氏(全日本だるま研究会会員)
参 加: 自由 |
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特別展示解説ツアー |
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日 時: 12月18日(土)と1月23日(日)の午後2時~3時
講 師: 担当学芸員
参 加: 自由 |
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