特別展・企画展 案内 |
江戸時代、相模川は相模国の物流の大動脈でした。 その河口に位置する須賀・柳島は山・海から運ばれた物資・人の集散地として繁栄しました。 現在では想像することも難しい水運の歴史がそこにはありました。 ここで営まれた水運の歴史は平塚はもちろん、相模川流域や相模湾岸の歴史を考えるうえでも無視することはできません。 本展示では、相模川・相模湾の水運を物語る資料の紹介を通して、失われた水運の歴史を浮かび上がらせたいと思います。 |
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■休館日:月曜日(10/12・11/23は開催)・10月13日(火)・11月24日(火) ■開館時間:9時~17時(10/27~11/1は19時まで開館) ■入場無料 |
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高瀬船や筏など、相模川をゆく船に関する資料を紹介します。 | ||
富士三十六景さがみ川 歌川広重筆 (厚木市郷土資料館蔵) |
炭俵(当館蔵) | 文化4年(1807)10月 当戌年高瀬船員数書上帳(個人蔵) |
相模湾を行き来した廻船と廻船問屋の繁栄を物語る資料を紹介します。 | ||
廻船妙法丸模型 (当館蔵) | 幟旗「嘉儀丸」(個人蔵) | 太平年表録(個人蔵) |
戦前の絵葉書の紹介を通して、かつての相模川・相模湾の様子をかいまみます。 | ||
与瀬下発船所付近の景 (C)山本書店(相模原市博物館蔵 津久井郷土資料室保管) |
津久井長瀞の夕景 (C)山本書店(相模原市博物館蔵 津久井郷土資料室保管) |
平塚町郊外須賀港 (大磯町郷土資料館蔵) |
第1回 相模川・相模湾水運における須賀・柳島の位置 講師:早田旅人(平塚市博物館) 日時:10月17日(土) 14時~15時30分 第2回 近世の相模川・相模湾水運―津久井・須賀・柳島・神奈川 講師:西川武臣氏(横浜開港資料館) 日時:11月7日(土) 14時~15時30分 ※各回とも会場は平塚市博物館講堂 |
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日時:10月4日(日)・10月18日(日)・11月15日(日):各回15時~16時 10月29日(木):18時~19時 |
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相模湾や海にまつわる話題をお届けします。 場所:博物館講堂 時間:18時~19時(参加自由) 第1回 10月27日(火) 「相模湾の海底地形」 講師: 森 慎一(平塚市博物館) 「波浪観測塔と地震観測施設」 講師:近藤純正氏(東北大学名誉教授) 第2回 10月28日(水) 「海で見える星」 講師:澤村泰彦(平塚市博物館) 第3回 10月29日(木) 「秋期特別展 展示解説」 講師:早田旅人(平塚市博物館) 第4回 10月30日(金) 「相模湾の民俗」 講師:浜野達也(平塚市博物館) 第5回 10月31日(土) 「貝塚が語る縄文の海辺」 講師:栗山雄揮(平塚市博物館) 第6回 11月1日(日) 「ウミガメのはなし」 講師:小谷野有加氏(新江ノ島水族館) 倉持卓司氏(海洋生物研究者) |
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