特別展・企画展 案内

春期特別展
わたしの植物図鑑
~加藤あきさんのスケッチ帳より~



開催期間
2009年 3月14日(土)~5月6日(祝)
開館時間 午前9時~午後5時
休館日 毎週月曜日(5月4日は開館)
会場 平塚市博物館特別展示室(入場無料)


「昭和40年のこと、昨日あったねじ花が、今日は消失しているのに驚いて草描きを思い立ちました。草がなくなるなんて、思いもよらないことでした。」1冊目の著書『花が好き人が好き』の冒頭で、加藤あきさんは、植物の絵を描き始めたきっかけをそう語っています。当時加藤さんは52歳。身近な自然の存続を願いながら、その後およそ35年の間に3000枚の絵を描かれました。あたたかい絵柄は多くの人の心をひきつけ、生涯で3冊の著書も残されました。 それぞれの絵には、加藤さんの持っていた知識、また、絵を通して他の人から教わった知識が書き込まれており、植物を観察するときの着眼点を教えてくれます。子や孫に自然の美しさを伝えたいという願いの込められた絵は、確かに私たちと植物とをつなぐ架け橋となることでしょう。
特別展図録「わたしの植物図鑑~加藤あきさんのスケッチ帳より~」  A4版 63頁 1500円


関連行事
「植物観察画教室」
内容:植物形態学の基礎を学びながら、植物の絵を描く講座。これから植物を勉強したい人、絵を描きたい人向け。
開催日:4月11日(土)
時間:13:00~16:00
講師:松本千鶴氏(植物画家)および担当学芸員 
対象:全年齢 30名(申込多数の場合は抽選)
参加:往復はがきに住所、氏名、電話番号を記入して申込。4月3日必着。

「生きもの描き方教室(鳥)」 
内容:生きものの特徴をとらえ、表現することを学ぶ。講座内で描いた絵は、終了後展示室廊下に会期終了まで展示。
開催日:3月29日(日)
講師:神戸宇孝氏(野鳥画家)
対象:小中学生 30名(申込多数の場合は抽選)
参加:往復はがきに住所、氏名、電話番号を記入して申込。3月19日必着。

「身近な植物たち~ギャラリートークに換えて~」
内容:博物館周辺で実際に植物を観察してみましょう。身近な植物を見ながら、特徴について解説します。
開催日:4月5日、4月25日 14:00~15:00
参加:自由 14:00に特別展示室前にお集まりください。

「ボタニカルアートでみる身近な植物の世界」
開催日:3月20日~5月6日 2F情報コーナー


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