スズメとサクラ (2001.4)
正解です。
サクラの花をかみ切って落とした犯人はスズメだったのです。スズメは花の付け根をかんで、蜜を吸っているのではないかと考えられています。スズメがこうした行動をとることは、1980年代後半から多くの人の注目を集めるようになりましたが、江戸時代の絵図にも同様な行動が描かれており、その起源はそうとう古いもののようです。しかし、広く目立つようになったのは近年と考えられ、今後の広がりに興味が持たれます。なお、この行動についての詳しい解説が「スズメのお宿は街のなか」(中公新書/唐沢孝一著)に出ています。
平塚では、1999年の春に初めて報告されました。
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