自然探偵と、名前に星がつく生きもの (2006.10)
アケボノソウ:花びらの模様を 夜明けの空の星に見立ててこの 名前がついたと言われる。 形も星形の花。 |
博「博物館で、10月に星の特別展があるんだって。」
物子「博君の情報は正確さに欠けるわね。星じゃなくて、星祭り(ほしまつり)の展示でしょ。」
博「似たようなものじゃないのかな。」
物子「何を言ってるんだか、まったく。星だったら天文の展示だけど、星祭りだと人の暮らしの中に、星がどう関係しているかという展示でしょ。」
探偵「物子ちゃんは、ずいぶんきちんと情報を集めているみたいだね。」
物子「だって、七夕とかお月見とか、興味があるもの。お寺や神社と星のつながりも紹介されるそうよ。」
博「ぼくは、あまり興味(きょうみ)がないなあ。星なら好きだけど。」
物子「そういうのを食わず嫌いっていうのよ。昔の人が星をどう見ていたか、そういうことにも関心を持たなきゃ。」
探偵「博君、今日はやられっぱなしだね。ところで、星に関係した生きものには興味ない?」
博「それならもちろんあるさ。でも、星に関係ってどういうこと?」
探偵「今日は、名前に星のつく花や虫を紹介してみようかな。星という言葉が、どんな意味で使われてきたかを知る手がかりになるよ。」
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