カマキリの卵 (2004.3)
物子「カマキリの卵なら何度も見たことあるから、探偵に教えてもらわなくてもよく知ってるわよ。」
博「でも、カマキリっていってもいろんな種類があるんじゃないのかなあ。」
探偵「そうそう、君たちがよく見るのはいちばん大きなオオカマキリだろ。神奈川県では、他に4種類普通に見られるカマキリがいるんだ。コカマキリの成虫はよく見るけど、卵は物陰(ものかげ)に産むのであまり見られない。ヒナカマキリは、高麗山のような常緑樹の茂った深い森にしかいないし、卵もめったに見つからない。というわけで、5種類のカマキリの卵をみんな見たことのある人はそうはいないと思うよ。写真の中の赤い棒は1cmだから、大きさの参考にしてね。」
オオカマキリ(枯れ草の茎などに産む) | チョウセンカマキリ(よだれのように先がたれる) | コカマキリ(板の下側などに産む) |
ハラビロカマキリ(木の幹に産むことが多い) | ヒナカマキリ(フウトウカズラの葉に産まれたもの /資料提供:観音崎自然博物館) |
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