平塚市博物館公式ページ
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博「ナシにもいろいろな種類があるんだよね。」
物子「幸水(こうすい)とか豊水(ほうすい)とかでしょ。」
探偵「なかなかくわしいね。そういう種類は、同じナシの中の違いだから、品種(ひんしゅ)と呼ぶんだ。よく作られる品種にも移り変わりがあって、ぼくがこどもの頃には、果肉(かにく)がちょっとガリガリした感じの長十郎(ちょうじゅうろう)と、それよりずっと甘い二十世紀(にじゅっせいき)がほとんだだったよ。最近は、新高(にいたか)という大きな品種もよく売っているね。」
博「神奈川県では、ナシを多く作っているんでしょ。」
探偵「そうだね。ナシは水はけのよい土地が好きだから、相模川とか多摩川ぞいの地域には昔からナシ畑が多かった。このへんだと、厚木や伊勢原に多いね。」