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平塚市博物館のバードカービング

バードカービング/コチドリとコアジサシ バードカービング/ムナグロとシロチドリ
コチドリとコアジサシ
(遠藤勇氏 作品)
シロチドリとムナグロ
(内山春雄氏 作品)


博「博物館のコアジサシは、バードカービング(木ぼりの鳥)だっていうけど、誰が作ったの?」
探偵「『川原は生きている』の展示には、コアジサシのほかに、コチドリやイカルチドリもいるでしょ。これはみんな遠藤勇さんの作品だ。」
物子「たしか、『相模川を歩く』の展示にもバードカービングがあるわよね。」
探偵「よく気がついているね。チドリとシギのなかまが4種類展示してある。こちらは内山春雄さんの作品。内山さんも遠藤さんも、日本で有名なプロのバードカービング作家だよ。」
博「よくできてるよね。ぼくは、飛んでいるコアジサシが好きだな。」
探偵「日本にバードカービングが紹介されてから、まだ30年くらいしかたっていない。実は博物館で最初に展示に使ったのは平塚なんだよ。日本で初めてバードカービングに取り組んだ内山さんに相模川河口の鳥を作ってもらったんだ。」
博「ほかの博物館でもどんどん使えばいいのにね。」
物子「でも作りものは作りものなんじゃない?剥製(はくせい)の方がリアルな感じがするわ。」
探偵「バードカービングは自由に作れるから、生態や行動を示すとか、群れを展示する時には適しているね。剥製では手に入らない種類も多いので、そのかわりに使える利点もある。でも羽の色とか重なり方を正確に示したい時には、やはり実物が必要だ。目的によって使い分けるのがいいんじゃないかな。」
博「ねえ、バードカービングってぼくたちにもできるかな?」
探偵「取り組んでいる小学生もいるみたいだよ。ためしにやってみれば。鳥の観察の目をみがくことにもつながると思うよ。」


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