重ね着(かさねぎ)は防寒の基本
冬の寒さに耐えるために、冬芽はいろいろな手段で自分の身を守っています。いちばん広く見られるのは、小さな葉のような形をした茶色い鱗片(りんぺん)に包まれているものです。冬芽の防寒の基本は重ね着と言えるでしょう。鱗片には、毛が生えていたり、ワックスでおおわれている種類もあり、さらに防寒効果を高めています。鱗片の役目は、寒さから芽を守るだけではなく、乾燥の影響も防いでいます。
鱗片に包まれたコナラの冬芽
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