平塚の自然散歩

寒川取水堰

最終更新 1998年5月

田村十字路から、東へ寒川方面に進むと、道路は神川橋で相模川を渡ります。橋の上流側にあるのが、寒川取水堰で、昭和39年に建設され、県営上水道などの取水が行われています。相模川を代表する魚であるアユは、稚魚が海で冬を過ごし、春になると川をさかのぼってきますが、5,6月頃には寒川堰をこえて上流へ向かおうとする姿を見ることができます。堰の下には、流れに押しもどされたアユがたまり、それをねらってコサギなどの魚をとる鳥が集まってきます。寒川堰付近は四季を通じて野鳥が多く、観察のよいポイントで、オオハクチョウが飛来した記録もあります。
あし 本厚木線田村十字路下車。寒川堰まで徒歩10分。

寒川取水堰

多いときには200羽以上が群れるコサギ

夏鳥のササゴイ

ダイビングして魚をとるコアジサシ