市街地の植物の特徴の一つに、帰化植物が多いことが上げられます。ある植物群落中に生えている種類数のうち、帰化植物の占める割合を帰化率と呼びますが、平塚駅周辺の空き地では、これが40〜50%に達します。帰化植物は盛衰のはげしく、いつのまにか、ちがう種類におきかわって姿を消す例が見られます。また、地域による特徴もあり、平塚では南口付近の住宅地の土堤などにコバンソウとオオキンケイギクが目立ちます。こうしたことに注目して、市街地の空き地や道端を観察してみましょう。 |
あし 平塚駅から徒歩 |
空き地に多いメマツヨイグサ |
路傍に生えるマツヨイグサ |
河原や砂浜に広がるコマツヨイグサ |
駅の南に多いオオキンケイギク |