湘南の種子植物 (タケ科)
マダケ
最終更新 1998年5月
Phyllostachys bambusoides
(タケ科)
中国原産とも日本に自生するとも言われる大型のタケで、篭などの竹製品の材料に広く竹林として栽培されしばしば野生状態となっている。山麓から丘陵地に広く分布し普通。モウソウチクと共に代表的な竹林の構成種で、稈の節に2本の隆起線があることでモウソウチクから見分けられる。葉は広披針形で長さ10cm程度あり葉舌の高さは2−3mm、肩毛は発達し放射状に広がって目立つ。
マダケの節
マダケ分布
マダケの葉