Velarifictorus micado (SAUSSURE) | |
(コオロギ科) | |
体長1.5〜1.8cm。もっとも身近なコオロギで、木造家屋が多かった頃には台所に入りこんで、秋遅くまでリーリーリーと鳴き続けていたのがこの種類である。よく茂った草地から畑、荒れ地から林縁まで広く見られる。非常によく似た別種にナツノツヅレサセコオロギがおり、この種は、形態も声もツヅレサセコオロギに瓜二つだが、出現期が初夏で、季節的に交雑しないと考えられている。神奈川県でも6月に聞かれた記録があり、確実に生息していると思われるが、まだ確証は得られていない。 | |
つづれさせこおろぎ |
ツヅレサセコオロギの分布 |
雄のツヅレサセコオロギ(小杉正則氏撮影) |
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