Truljalia hibinonis (MATSUMURA) | |
(コオロギ科) | |
体長約2.5cm。コオロギ類としては例外的に全身緑色をした種類で、幼虫も成虫も樹上で生活している。中国原産の帰化昆虫で、明治年間に東京で初めて記録され、特に戦後に急速に分布を広げた。現在は、東北地方南部以南に普通で、市街地ではもっとも数の多い鳴く虫になっている。神奈川県でも、街路樹や庭木でリューリューリューーーと鳴き続ける本種の声がどこへ行っても目立っている。増加による樹木への被害などは特に報告されていないが、在来の鳴く虫への影響も懸念される。よく飛び、灯火に飛来することがある。 | |
あおまつむし |
アオマツムシの分布 |
雄と雌のアオマツムシ(小杉正則氏撮影) |
雌のアオマツムシ |
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