Tibicen bihamatus (Motschulsky) | |
(セミ科) | |
エゾゼミをやや細く小型にしたようなセミで、それよりも標高の高い山地のブナ林などに生息している。全長は約5cmで、体は黒く鮮やかな赤褐色と黄褐色の紋がある。模様はエゾゼミとよく似ているが、前胸背後端の黄褐色の帯は左右で黒く途切れ、また♂の腹弁は長くて左右に離れる。ジィーーーと連続音で鳴く。出現期は8月を中心とする盛夏である。県内では、箱根と丹沢の高地にのみ分布する。 | |
こえぞぜみ分布 |
コエゾゼミのぬけがら |
コエゾゼミの抜け殻 |
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