Tibicen flammatus (Distant) | |
(セミ科) | |
エゾゼミによく似たセミで、全体に橙色味が強いこと、前翅翅脈上のぼんやりした紋がエゾゼミとコエゾエミでは4カ所なのに2カ所しかないこと、♂の腹弁がエゾゼミよりも短いことなどで区別できる。山地に生息し、エゾゼミが針葉樹を好むのに対して、ブナ林など落葉広葉樹の自然林に限って生息する。ジィーーーと連続音で鳴く。出現期は8月を中心とする盛夏である。県内では、箱根乙女峠・台が岳、丹沢山塊世附国有林、箒沢などで記録があるのみで、局地的に分布するだけである。 | |
アカエゾゼミの抜け殻 |
あかえぞぜみ分布 |
|
|
|