Mugil cephalus cephalus | |
(ボラ科) | |
もっとも川に深く入り込む海水魚で、厚木付近ではスバという名が残っていて、堰のない頃は10km以上も内陸に入っていたようである。水面をよく飛び跳ねる特徴がある。また、目を脂瞼(しけん)と呼ばれる、透明なまぶたがおおっている点も他の魚にない点である。相模川では満潮とともに、河口部に幼魚が大群で入り込み、杭のまわりをついばんだり、干潟の泥の上をすくうようにして餌をとる。大きくなるにつれて呼び名が変わる出世魚として知られており、相模川では小さいものからオボコ、イナ、ボラ、トドの順で呼ばれている。オボコはトウザイ、イナはニサイとも呼ぶ。 | |
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ボラの形態図 |
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ボラの分布 |
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