Rana japonica | |
(アカガエル科) | |
ヤマアカガエルによく似るが、体側線が鼓膜の後ろでも曲がらないこと、鼻先が尖ることで区別できる。オタマジャクシでは、本種は胴の中心の左右に黒点があることで区別できる。ヤマアカガエルと同様に早春の2月頃にいったん冬眠からさめて、湿田などの水たまりに産卵し、再び冬眠に戻る。卵塊は透明な寒天質に包まれた塊で、数百個の卵が入っている。産卵期以外は丘陵の林床で生活している。丘陵から山麓に分布が限られ、ヤマアカガエルに比べて生息地が少ない。平塚でも丘陵地の谷戸田のみで産卵が記録されている。 | |
ニホンアカガエル |
ニホンアカガエルの分布 |
アカガエル類の卵 |
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