平塚の歴史散歩 (平塚の戦跡)
被弾した墓石(乗蓮寺)
最終更新 1998年5月
須賀の乗蓮寺境内墓地の一角に焼夷弾の直撃と、その後の発火による強い熱とにより破壊された墓石が残ります。また、この須賀地域は、ほとんどの家屋が焼失しますが、焼け残った乗蓮寺には、庫裏の廊下や本堂の床に焼夷弾が貫通した跡や焼け跡が残されています。墓石の持ち主、田中太一郎氏は、空襲を忘れることのできない悪夢として、今日までこの墓石を大切に保存しています。
被弾した田中家墓石
田中太一郎氏記銘文
乗蓮寺本堂床の焼け跡