日露戦争前後に、現役として服役していない軍人の団体として、日本各地に在郷軍人会が作り始められます。その後、明治43(1910)年、これらを統合する陸軍の全国組織として陸軍省の指導により在郷軍人会が創立されました。大正3年には海軍を含め、さらに同14年には、半官制の軍部の外郭団体に位置づけられ、昭和11年には帝国在郷軍人会令の公布により陸海軍省の公的組織となりました。 帝国在郷軍人会の目的は、予備・後備兵役 や補充兵役の組織化と軍事知識の普及や国家観念の養成を担うためでした。こうしたことから、多くの忠魂碑はその建設母体に帝国在郷軍人会が中心的役割を演じました。市内にはこうした忠魂碑が旧村単位で建設され現存します。 | |
馬入神明神社境内の忠魂碑 | |
| |
| |
| |
|