平塚の道祖神 (城島地区)

大島東

最終更新 1998年5月

大島718路傍八幡神社入口
光明真言塔は多くの場合、念仏講中が百万遍などの願をかけ、その満願の際に造塔する。この道祖神の場合、正月吉日に建立されていることから最初から道祖神として建てられたと考えられ、 同時期に念仏講の満願があったので光明真言塔(地蔵像)を兼ねたのではないかと推測する。同じ背景が大神十三軒町の秩父巡礼観音供養道祖神にも当てはまるのではないだろうか。 なお、大島の鎮守八幡社はかつて古義真言宗の十輪寺持であった。

神社入口の道祖神
五輪石多い

明和7年(1770)単体像
<形>舟型 <材>凝灰岩 <寸>49×24×11 (正)光明真言供養尊 {明}和七{正月吉日} 清田