夕陽ケ丘60-27三島神社境内 |
幸町や代官町で祀る。幸町は大正末期に宅地化し始めた所のため、建立年も昭和七年である。 その前は、現在もあるゴロ石二つだけで、これが道祖神だった。二つとも北町の道祖神から分けてもらったといわれている。 神社周辺の家の子どもが遠い北町のセエトバライに出かけてもうまくなかまに入ることができなかったりしたために、もらってきて独自に祀るようになったのだという。 ゴロ石は男性の象徴とされている。賽銭集めのとき、ゴロ石を紐で結わえて持ちだし、出し渋る家には地面をドシンドシンと突いて嫌がらせをした。 14日のドンド焼きに「昭和二十年 奉納道祖神 一月十四日 青木伸治」の幟が立つ。 |
昭和7年(1932)文字塔 <形>自然石 <材>安山岩 82×51×8 <銘>(正)道祖神 (裏)昭和七年一月十四日建之 |