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長持

平塚の道祖神 (金田地区)

長持

最終更新 1998年5月

長持532熊野神社境内
長持の古くからの集落はカミ、ナカ、シモの三町内に分かれており、各町内毎に祀っていた道祖神を昭和40年頃に熊野神社に集めた。 しかし、熊野神社には現在一基だけである。かつて三町内にあった道祖神はカミは小さく、ナカは道しるべを兼ね、シモはおむすび型のものだったという。 現在はこの一基のみである。旧所在地は、カミ長持400竏窒U、ナカ長持435の付近、シモは現在地にあった。 セエトバライには、境内に小屋を作り、小屋の前に小さい机を据え、そこに御幣をのせ、神酒を供えておき、お参りに来た人々に子供たちが御幣でお払いをし、 神酒を飲ませたが、それを飲むと風邪をひかないといった。また、道祖神に供えられた団子を通行人に売りつけた。

弘化4年(1847)文字塔
<形>自然石 <材>凝灰岩 <寸>63×40×40 <銘>(正)道祖神 (左)弘化四丁未年九月吉日 惣氏子
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