平塚の道祖神 (土沢地区)

土屋大庶子分遠藤原

最終更新 1998年5月

土屋584路傍
遠藤原のセエトバイには次のようにいくつか興味深い風習が伝えられている。子供達は賽銭を集めに家々をまわるが、そのとき、前もって作っておいた道祖神の刷り札を各家に配り、 家ではこれをジョウグチに貼った。団子を焼くときには、トッカエ団子といって人のと取り替えて食べる。大将と呼ばれる年かさの子がサイノカミを家へ運んで、お供えをしてもてなし、 翌朝返す。また、家によってはすぐ近くにある中井町遠藤原の道祖神へも団子を供えに行く。

祭場
道祖神二基。

双体像二基
●左の道祖神:首のあたりに亀裂が入る。<型>舟型<材>凝灰岩<寸>53×30×18<銘>無し。 ●右の道祖神:年代不明双体像 左女神髷、右男神烏帽子で、共に袖中合掌。南金目堀之内シモの双体像とよく似ている。<型>舟型<材>凝灰岩<寸>57×36×23<銘>無し