南原に所在し、砂州・砂丘から砂丘間凹地に立地します。弥生後期から古墳時代前期の竪穴住居址と方形周溝墓や9世紀の火葬骨を伴う土壙墓が検出されています。今の所、古代の集落は確認されていません。古墳前期の方形周溝墓からの庄内系の底部穿孔の土器は、県内でも数少ない出土事例になっています。この土器が出土した意義は、この時期の背後に潜む社会的状況、つまり大和政権の地方進出に起因するものと考えています。 | |
南原B遺跡_全体写真 | |
南原B遺跡_重なり合った居住址郡 | |
南原B遺跡_2号方形周溝暮遺物出土状況 | |
南原B遺跡_2号方形周溝暮出土土師器壺 | |
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