岡崎字赤坂に所在し、岡崎台地の西端に位置します。すでに、4回ほど調査が行われ、弥生後期から古墳時代前期の集落と方形周溝墓が発見されていますが、縄文時代と古代の集落は確認されていません。昭和48年の調査では、住居址5軒を確認し、3基が調査されました。弥生時代後期の壺・甕、古墳時代前期の土師器甕・壺・高坏・坩や手づくね土器や籾の跡のある土器片が発見されています。この時期に西と南に広がる後背湿地や東に展開する谷底平野の開拓を押し進め、稲作農耕を基盤とする集落が成立したものと思います。 | |
赤坂遺跡_調査風景 | |
赤坂遺跡_第1住居址 | |
赤坂遺跡_籾の址 | |
赤坂遺跡_土師器(坩形土器) | |
|