夏期特別展「川原の石のメッセージ」の関連行事として、「岩石薄片をつくろう」を17日(木)と20日(日)に行いました。

岩石薄片とは、石をガラスに貼り付けて、紙より薄くなるまで磨いたものです。偏光板が組み込まれた顕微鏡で薄片を観察すると、肉眼では分からないような鉱物の特徴がわかり、それによって石の種類を、肉眼よりもっと厳密に決めることができます。薄片作りは非常に地味な作業で、参加者の皆さんも苦労されたかと思いますが、最後には全員が美しい薄片を完成させることができました。

8/20の会場の様子

8/20の会場の様子
参加者の方々には一時間ほどひたすら岩石を磨いてもらいました
石をきちんと分類するまでにはこのような苦労があるのです…

岩石を磨いている参加者

8/17の会場の様子
岩石をひたすら磨きます

自分で作成した薄片を偏光顕微鏡で覗く参加者

できあがった薄片は偏光顕微鏡で観察してみました