
春(通り越して初夏?)なんだか冬なんだかわからない気候が続いていますが、時は進んでいますので、博物館でも五月人形を出しました。
今年は茅ヶ崎市の方から寄贈していただいた、昭和初期の五月人形を展示しています。

大きい茶箱に鎧や人形がまとめて入っていたので、一つずつ出していきます。
今回は人形が多めの五月人形です。
その中でも個人的におすすめの人形は……

こちらの鯉引き上げ人形です。かわいいですね。
鯉幟は、江戸時代から端午の節句に飾られていました。
龍門という滝をのぼった鯉が龍になったという中国の故事にちなんで、子どもの健やかな成長と出世を願って鯉幟が揚げられます。
平塚市内でも、現在では鯉幟をあげている家は少なくなってきましたが、端午の節句近くに歩いていると、立派な鯉幟をあげている家を見ることができます。
五月人形は、5月末頃まで相模の家で展示しています!
5月4日(日)13時15分からは、学芸員が語る相模の家の暮らし「端午の節句」編も行いますので、ぜひお越しください!