博物館の建物の北側、駐車場との間にあるユリノキは毎年問い合わせのある人気の木です。

ユリノキは街路樹になっていたり、総合公園にもあるのですが、枝ぶりが低く、目の前で花が見られるのが人気なのかもしれません。

3月も末になり、暖かい日が増えてきました。ソメイヨシノも咲きはじめ、ユリノキも冬芽からかわいい葉が姿を現しはじめました。

半纏に似た形のユリノキの葉。芽吹いたばかりで、まだ小さい。

まだ小さいはんてん型の葉。

展開がはじまった冬芽。葉が2枚出たところ。
中央の葉脈で二つに折れたユリノキの葉。これから開くよう。

この葉はまだ開いていません。中央の葉脈のところで二つ折りになっています。

ユリノキの葉は冬芽の中でどんな形になっているのでしょう。

芽のなかからこれから出てくるユリノキの葉。中央で半分に折れた状態で芽の中に入っている様子。
芽のなかからこれから出てくるユリノキの葉(別の芽)。中央で半分に折れた状態で芽の中に入っている様子。

ちょうど開きかけの芽がありました。芽の中に二つ折りで入っていることがわかります。

葉が3枚出てきたところのユリノキの芽。鱗片葉と葉が重なっている。

鱗片葉→葉→鱗片葉→葉・・・と展開していっていますね。

花が咲くのは例年4月下旬から5月中旬ごろです。インターネットで検索するとユリノキの花期は5月~6月と出てくるからか、6月になってから「花はいつ?」とお問い合わせいただくことも多いのですが、この木は5月中には花が終わってしまいます。例年GWごろが見ごろですので、花が見たい方はぜひそのころお越しください。

ユリノキの全体像。葉の量はすくなく、芽吹きはじめたばかりの様子。

今はまだこんな感じ。

地面から生えたつくし。50本程見える。

博物館の裏に、つくしがたくさん出ていました。春ですね。