本日10時から11時まで、博物館文化祭の天体観察会による実演「太陽黒点を見よう」が開催されました。
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天体観察会には太陽分科会というグループがあり、日々、太陽を観測しています。そのメンバーが集まり、皆さんに太陽黒点とHα光(水素が発する赤い光)による太陽像をお見せしました。今は太陽の活動が活発な“極大期”。やや小ぶりではあったものの、たくさんの黒点を見ることができました。ちなみに太陽はとても明るく、望遠鏡を通して見ると目を傷めるどころでは済まないため、投影板に映して観察します(Hα光による観察は特殊なフィルターを用いて特定の色の光だけを通過させて見ているので望遠鏡を“覗いて”観察できます)。
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当館の元学芸員で今は天体観察会太陽分科会のメンバーでもある鳫宏道さんも登場、昨日撮影された太陽の写真を持ってきてくださり、いろいろお話をしてくださいました。
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「太陽黒点を見よう」が終わったと思ったら、空は暑い雲に覆われてしまいました。見られて良かった!屋上での太陽の観察会は博物館文化祭の実演以外にも行うことがあります。興味がある方はときどき『広報ひらつか』や『あなたと博物館』をチェックしてみてくださいね!