昨日1月18日(土)、プラネタリウム100周年企画、特別投影「ひらはくオールスターズ」の第9回が行われました。ゲストは宮野彩さん!

宮野さんは当館の元・投影アシスタント。こどもフェスタでの投影経験もあります。さらに元・博物館実習生でもあります。現在は富山市科学博物館の天文担当学芸員。もちろん、同館でプラネタリウムの投影を担当されています。

富山県は、いわゆる北陸地方に位置しています。そこで今回の投影では、平塚と富山の星の見え方の違いを軸にお話をしてくださいました。光学式投影機とデジタル式投影機を併用して平塚での星空と富山での星空を”同時に”映したり、平塚では比較的容易に見えるりゅうこつ座のカノープスの”見にくさ”を紹介したり。
オリオン座の三ツ星を富山では「オヤコボシ」や「ダンゴボシ」と呼んでいる、という星の和名の地域性の話や、昨年からしばしば話題になる低緯度オーロラの原理などの説明もありました。非常にわかりやすかったですね!彼女が撮影した低緯度オーロラの写真も披露されました。

富山市科学博物館は、最近、プラネタリウムをリニューアルしたばかり。富山の自然を扱った常設展も充実しています。機会があれば、ぜひ訪れてみてください。

今年度の「ひらはくオールスターズ」はこれにておしまい。来年度も3回を予定しています。ご期待ください!