博物館1階常設展示室には市内にあった旧家を移築した実物展示「相模の家」があります。その座敷に豪勢な雛人形が登場しました。これは2月から始まる春期特別展「女の子と男の子のお雛さま ~桃と端午の節句人形~」と題して館収蔵の雛人形や五月人形が展示される予定です。それに先立ちまして、週替わりで「相模の家」に雛人形が展示されることになりました。

今週、展示されているのは、河内の磯崎照子さんから寄贈された、昭和二年のお雛さまです。定番の五人囃子や随身のほかに、舌切り雀や勧進帳など故事や芝居に題材を取った人形が多数含まれています。どんな人形があるか、探してみるのも楽しいですよ。

春期特別展は2月25日(土)から。お楽しみに!

「相模の家」に展示された6段のひな人形

「相模の家」に飾られた雛人形
6段もある立派なものです

上段のお内裏様、お雛さま、三人官女、五人囃子

上段はお内裏さまにお雛さま、三人官女に五人囃子と通常のひな人形と変わりません

物語を題材にした人形の例、花さかじいさん

下段三段には故事や物語を題材にした人形が
これは花さかじいさんですね