今日は、午前中は秋期特別展講演会「平塚市の回り地蔵」、午後は館長の民俗学入門「お正月は、なぜめでたいか」がありました。民俗分野の行事がもりだくさんでした。

午前中は、福田学芸員による秋期特別展講演会「平塚市の回り地蔵」です。
神奈川県全体の回り地蔵、伊勢原市保国寺の回り地蔵を取り上げた後に、平塚市の回り地蔵の各地区の事例についてお話しました。

最後にちらっと展示の見てほしいポイントも。
回り地蔵の背景などキャプションももちろんですが、お地蔵さんの顔がそれぞれ違うので、ぜひそこも展示でじっくり見てほしいということをお伝えしました。

午後は、浜野館長の民俗学入門「お正月は、なぜめでたいか」を行いました。

煤払いやお飾り作りなどのお正月の準備から、年が明けてからの大正月で行われる行事などについてお話しました。
今ではお正月は長いお休み、というイメージが強いかもしれませんが、かつてはお正月の準備のために12月から餅つきやお飾り作り、年が明けたら家でお祀りする神様に毎日お供えをあげたりなど、メインの歳神様を迎えるために結構忙しかったんですね。

というわけで、秋期特別展の関連行事も館長の民俗学入門も残り1回となりました。
秋期特別展関連行事は、12月15(日)13時30分~14時30分に特別展の展示解説が、
館長の民俗学入門は2025年2月15日(土)13時30分~15時で「ホントの正月は小正月だった?」
が行われます。

どちらもお待ちしてます!