宵の空に長大な尾を伸ばした姿を見せるようになった紫金山・アトラス彗星。平塚市博物館のワーキンググループのひとつ、天体観察会の会員たちも各々その姿を捉えています。

10月13日は特に天気に恵まれ、多くの会員が彗星に向けてカメラを向けました。上の画像は大井正子さんが湘南平で撮影したもの。細い扇形の尾がしっかりと写っています。

続いてご紹介するのは同じく湘南平で大井健さんが撮影されたもの。35 mm換算で118 mmという中望遠レンズで彗星の姿が捉えられています。

最後にご紹介するのは水永仁さんが市内で撮影されたもの。夜景とともに写るその姿が、この彗星が大彗星であることを物語っています。

ほかにもたくさんの会員の皆さんから撮影成功の報とともに画像が送られてきています。10月13日に撮影された画像はまだまだありますので、適宜ご紹介できればと思います。

天気予報はしばらく残念な感じ……次に出会えるときには、どんな姿を見せてくれるでしょうか。早く晴れてほしいですね!