博物館実習も今日が最終日。昨日は引き続き展示制作実習でした。はたして無事に仮完成に至ったのでしょうか?

ーーーーーーーーーー
実習6日目は5日目に引き続き、展示制作作業を行いました。 午前中は、昨日から作成している展示資料の解説文などを仕上げていきました。午後は、仮完成に向けて、展示資料や作成したポスターを本格的に展示スペースに設置していきました。時間内に仮完成はできなかったのですが、学芸員の方々からコメントをいただき、訪れた方が興味を持ち、わかりやすいと感じる展示を作るために、より工夫が必要だとわかりました。その後、実習生同士で改善案を出し合い修正をしました。 仮完成時に実習生内で展示に対する認識の差が目立ったので、時間内により良い展示を完成させるためには、情報共有が大切だということを学びました。
澤田麻衣(聖心女子大学)

ーーーーーーーーーー
実習6日目は昨日に引き続き展示制作作業を行いました。午前は実習生各自が担当する展示資料の解説文などの作成と添削を行いました。午後からは実際に展示ケース内に解説文や展示資料を設置していきました。私はレーザー墨出し器を用いて解説文・写真の位置決めの手伝いや、平台の展示ケースに鏡・浮世絵を並べて展示の構築を行いました。また資料を置く展示台の色によって資料の見え方が変化するため、展示台の色に関しても考慮する必要があると感じました。その後、仮完成となり学芸員の方々から展示に対するコメントを頂きました。頂いたコメントを参考にしつつより良い展示を完成させられるように残り1日、頑張っていきたいと思います。
大多和泰煕(東海大学)

ーーーーーーーーーー
まず、指導学芸員より今の進捗状況が全体の何パーセントであるのか考えてスケジュールを組む必要があるとアドバイスをいただきました。昨日の段階でハネパレ・キャプションの文字サイズ・フォント・字数・ルビフォントサイズを実習生全員で共有しました。ただし今日の制作過程で漢字のルビをどの程度の難度の漢字につけるかの一定の基準がわからず実習生の間で困惑しました。本日後半の実習生の仮展示制作については指導学芸員より「子供の目線では壁の文字パネル位置がやや高いのではないか」と指摘をいただきました。来館者の視点に立ってみることで良い展示に近づいていく過程を実習を通じて実感致しました。
川口有希子(日本大学)