毎日暑いですね。
あと半月ほどでお盆になりますので、今年も相模の家で精霊棚の展示を始めました。

平塚市内では、8月13日の昼にこのようにご先祖様を迎えるための精霊棚(しょうりょうだな)を設えます。

現在では仏壇のある家も少なく、このようにお盆にご先祖様を迎えるという感覚も薄れてきているかもしれません。

室内では精霊棚を設えますが、屋外では玄関口にスナモリといって土壇を作ります。
これもご先祖様が帰ってくる8月13日に作ります。

写真は北金目のスナモリです。

あの世から帰ってきたご先祖様は、ここで一休みをして長旅の疲れを取ってから、家の中の精霊棚へ迎え入れられるともいわれています。

というようなお話を、7月28日(日)に「学芸員が語る相模の家の暮らし「お盆」」で筆者が、そしてそれよりも詳しいお話を「館長の民俗学入門「お盆のならわし」」で8月11日(日)に当館館長が話します。
相模の家の暮らしは精霊棚の展示がある相模の家で、館長の民俗学入門は講堂で、どちらも自由参加で行います。
暑い時期ではありますが、ぜひお越しください!

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