今日は太陽に大きなプロミネンスが現れました。プロミネンスは太陽の表面の薄い層「彩層」の上空に浮かぶ雲状の構造です。いつもは太陽の淵を申し訳なさそうにチョコチョコしているのですが、今日は特大サイズで、最初見たときは思わず鳥肌が立ちました。
なんだこれは!早く撮影しなくては!!
でも今すぐ撮影できるのは、口径の小さなHα望遠鏡。大きく拡大することはできません。ううむ・・・。
そこで時間変化を追うことにしました。ずっと太陽を追って、プロミネンスがどのように形を変えていくのか観察してみました。
こちらは午前10時から午後3時までの変化を追った様子です。アーチ状のプロミネンスが徐々に消えていったあと、別の場所にアーチが現れる、非常にダイナミックな動きをしていました。
今は太陽活動が活発な時期です。今後も継続的に観測していきたいと思います。