当館の星を見る会では、望遠鏡を使って様々な天体を観察します。主力は2018年の火星大接近の際に導入した口径35cmのC14望遠鏡ですが、その他にも様々な望遠鏡が活躍しています。

天体の導入や追尾には、モーターを使う方法と、人間の力で向ける方法があります。モーターを使った方が便利なイメージがありますが、雲が多く基準となる星がわかりにくい場合、手動の方が向けやすいこともあります。

手動式で多く使っているのが、国際光器のドブソニアン望遠鏡「WHITEY DOB」です。長年使ってきたので、天体をのぞく接眼部の調子が悪くなっていました。

望遠鏡の接眼部をチェックしているところ

今回、この接眼部を修理していただき、取り付けて調整しました。これは望遠鏡で遠くの景色を見て、接眼部をチェックしているところです。

接眼部では接眼レンズを移動させて、天体にピントを合わせます。ぐらぐらして合わせにくかったところを直しました。

これからも大事に使っていきます。