先週末の4月13日(土)、今年度の天文学入門講座が始まりました。
天文学入門講座は毎年開講している、天文学の基礎的なことをテーマを決めて学ぶ講座です。今年度のテーマは「銀河」。実は今年2024年は、ハッブルという天文学者が、当時”星雲”と呼ばれていたアンドロメダ銀河(下画像/提供:関谷育雄さん[当館天体観察会会員])が天の川銀河(銀河系)の外にある、天の川銀河と同規模の天体=銀河であることを発見・発表してから100周年という記念の年なのです。
今年度の天文学入門講座は全4回。前半では私たちが暮らす天の川銀河について、後半では宇宙に無数に広がる銀河について解説します。すでに申込は終了していますので、ご了承ください。
ところで、今年度は天文学入門講座を2シリーズ開催します。もう1シリーズのテーマは「彗星」。この春、ポンス・ブルックス彗星(下画像/提供:水永仁さん[当館天体観察会会員])が明るくなって少し話題になりましたが、秋にも紫金山-アトラス彗星が明るくなると期待されています。そこで、彗星の科学的な側面を解説しようというものです。9月~12月に開講、ご案内は『広報ひらつか』8月号や『あなたと博物館』8月号に掲載されます。ぜひご参加ください!