今年も相模の家にお雛様を出しました!
今年は館長と手分けをして、明治時代のお雛様と、昭和20年代のお雛様を出しました。
一番上の内裏雛は、明治26年(1893)に生まれ、大田(伊勢原市)からこのお雛様を寄贈していただいたお宅に嫁いでくる際に持ってきたお雛様です。
一段下の内裏雛も同じ方が嫁いでくる際に持ってきたものです。
写真では伝わりにくいですが、かなり大きく、お顔も上品できれいです。
こちらは昭和28年(1953)のお雛様。御殿飾りできらびやかです。
お人形自体は大きくはないですが、表情がにこやかでかわいらしく、親近感がわきます。
3月24日(日)に行う「学芸員が語る相模の家の暮らし」では、お雛様と桃の節句についてお話をします。
普段は相模の家の座敷には上がれないので、土間から見ていただくようになっていますが、この時には座敷に上がれますので近くでじっくりとお雛様をご覧いただけます。
相模の家のお雛様は、4月上旬まで展示する予定です(明治時代のお雛様は3月下旬に片付ける可能性があります)。
豆びなの展示と合わせてぜひご覧ください!