近頃、きれいなものや景色を見ると
反射的にスマホのカメラを構えてしまいませんか?

いや、私も
なにしろ補正技術がスゴイみたいで、
本物よりキレイに写真が撮れてしまいます。
夕陽などは、写真ばかり撮っているうちに、気づいたら暗くなっている
せっかくの自然を見ずに‥‥

こんなことをしていては、ダメだ!
という自戒をこめて、この行事を企画しました。
「何にもしないで夕陽を見よう」
▲当日資料より
しかるに、当初予定の11月4日は、既報のとおり
曇天のため
何にもしないで夕陽を見る‥どころか
夕陽を見ることもしないで終わりました。

いやいや、「何もしない」といっても夕陽だけは見なければ
ということで、参加者に呼びかけ、再挑戦しました。
11月18日(土)16:30、屋上。
▲風が強い‥
晴れ。強風。にもめげず
箱根、湘南平のシルエットに消える夕日の最後の一片
ねぐらに急ぐムクドリらしき一群
輝く雲、背後の空に浮かぶ地球の影
濃さを増す夕焼けと、
針の先みたいに微かな星の光。
それらがどんな順番で、いつごろ見えるのか、
みんなで確かめました。
▲星(ベガ・こと座)が見えてきた!
黒々とシャープな山々の輪郭のむこうに、
夕焼けがすいこまれ、薄れていくのを見送りながら
終了。
お疲れさまでした。
みなさん、帰ったら暖かくしてください。
で、やっぱりWeb日記用に1枚くらい
夕陽の写真を撮っておくのでした‥ごめんなさい。