今日は一日、展示制作実習。途中で現状報告を兼ねて展示の紹介をしてもらいました。さて、学芸員の反応は……?
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本日で実習も6日目になりました。
昨日から開始した展示制作実習を引き続き、標本展示班とキャプション制作班に分かれて行いました。 本日は16時までに仮完成を目指すということで、間に合うかどうか、これでいいのかなどの緊張感と焦りを感じながらの作業になりました。私はキャプション制作班で、キャプションやワークシートを作っています。来館する人が誰が見ても分かりやすい内容になっているかに気を付けながら進めています。
昨日から検討していた展示のタイトルが決定しました!「おめでとうをさがしてみよう!」です。 タイトルは来館してくださる方々に展示の魅力がストレートに伝わり、瞬時に興味を持って頂くための展示の顔です。全員で意見を出し合い、時間をかけて話し合っています。もしかしたら、また少し修正が入るかもしれません。
16時の仮完成を迎え、学芸員の方々からの批評を頂きました。根本的な見直しが必要な点など厳しいご意見を頂きました。 その後、頂いたアドバイスを基に全員で修正計画を立てました。 来館者の方々に楽しんでいただけるよりよい展示となるように、時間がゆるす限り、10名全員が全力を傾けて、完成させたいと思います!!
(藤井日菜子)
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6日目の午前中はキャプション制作班と展示制作班に分かれて作業を行いました。
展示班では台に角度をつけて資料を見やすくしたり、キャプションを置く位置を決めたりと、全体のバランスを調整し、実際に来館者の目線に立ってどのように見えるのかを確認しながら配置することを心がけました。
午後は制作作業の後、学芸員の方々による講評がありました。キャプションの内容や展示資料の配置、台の色と資料の色が似ていることで見づらくなっているなど、多くの課題が見つかり、まだまだ展示の完成まで改善する箇所がたくさんあることを実感しました。展示自体の見やすさも大切ですが、展示の方向性と目的を示し、制作者のねらいを読み取ることのできる構成になっていることが重要だと考えました。最終日に展示が出来上がるように今日の課題点を踏まえて実習に取り組みたいと思います。 (秋定和希)
さて、残り一日、無事に展示は完成するでしょうか?